千年以上も日本人を助けてきたドクダミパワー
ホワイトリカーの代わりに、米焼酎を使用するドクダミ化粧水づくりもあります。
<材 料>
・乾燥させたドクダミの葉50g
・米焼酎20~25度1.8リットル
・グリセリン100cc
・精製水適量
<作り方>
- ドクダミの葉をつんで1枚ずつ水でよく洗い、葉を1枚1枚広げて新聞紙の上などで乾かせる。
- カサカサになるまで葉が乾燥したら、米焼酎に漬けて密閉し冷暗所で保管する。
- 1ヶ月たったらドクダミ液をガーゼでこして、ドクダミのハーブティンクチャーを作る。
- ドクダミハーブティンクチャー、グリセリンを、それぞれ化粧水の10%分ずつ計り(400ccの化粧水が作りたければ各40cc)精製水と混ぜて完成。
この作り方バージョンは葉をカサカサになるまで乾燥させる方法なので、精製水を混ぜてもカビなどが生じる恐れがないのでしょう。
ドクダミがもつ多くの薬効は、いまから一千年以上も前のわが国最古といわれる薬学書『本草和名』にも記述されています。当時は野菜の一種として主食にも供されていたとか。
いまでは多くの女性のお肌トラブルを解決してくれる化粧水としてもパワーを遺憾なく発揮するドクダミは、千年以上も日本人を助けてきたありがたい植物なのですね。